はじめに
マラソンランナーにとって、側胸部の痛みや強張りは意外に多い症状のひとつです。
「呼吸がしづらい」「長距離を走ると脇腹が突っ張る」「スピードを上げると痛みが出る」などの訴えは、当院でもよく耳にします。
単なる「横っ腹の痛み(ランナーズサイドステッチ)」と思われがちですが、実はその背景には 呼吸筋・肋間筋の硬さ、姿勢不良、肩甲骨や体幹の動きの制限 などが隠れていることがあります。
本記事では、マラソンランナーに多い側胸部の痛み・強張りについて、原因・セルフチェック・当院でのアプローチ・患者様の声を交えながらご紹介いたします。
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なぜマラソンランナーは「側胸部の痛み・強張り」を起こしやすいのか?
1. 呼吸筋の疲労・硬直
長時間の有酸素運動では、肋骨の間にある肋間筋や横隔膜が酷使されます。
呼吸のリズムが乱れると、側胸部がカチカチに固まりやすくなります。
2. 姿勢の崩れ(猫背・巻き肩)
長距離ランナーは腕振りと呼吸を連動させますが、猫背や巻き肩があると胸郭が狭くなり、胸部の動きが制限されます。
3. 体幹バランスの左右差
着地時の衝撃やフォームの癖によって、左右どちらかの胸郭に負担が集中し、偏った張り感や痛みが出ます。
4. ストレッチ不足・柔軟性低下
胸郭や肩甲骨周りのストレッチを怠ると、肋間筋が硬くなり、呼吸の伸び縮みがしづらくなります。
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セルフチェックリスト
次の項目に当てはまる方は「側胸部の痛み・強張り予備軍」かもしれません。
□ 走っていると脇腹の片側が張ってくる
□ 長時間のランニング後に深呼吸がつらい
□ 肩甲骨の動きが悪いと感じる
□ デスクワークやスマホで猫背姿勢になりがち
□ 上半身のストレッチをあまりしていない
□ 息切れしやすく、胸を大きく広げて呼吸できていない
2つ以上当てはまる方は、早めのケアをおすすめします。
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当院での施術アプローチ
からだラボ整体院NAGASAKIでは、「動けるカラダづくり」 をテーマに、以下の施術を行っています。
1. 胸郭・肋間筋のストレッチ整体
側胸部の硬さを和らげ、深い呼吸を取り戻します。
2. 肩甲骨・背骨の可動域改善
腕振りや呼吸がスムーズになり、ランニングフォームが安定。
3. 体幹バランス調整
片側だけに負担がかからないよう、骨盤・背骨の歪みを整えます。
4. セルフケア指導
ランニング後に取り入れるべき胸郭ストレッチや呼吸法をお伝えします。
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患者様の声
> 長崎市在住・50代男性/市民マラソンランナー
「フルマラソンの30km地点を超えると、いつも右の脇腹が痛くなり、思うようにペースが維持できませんでした。病院では異常なしと言われ、半ば諦めていました。
こちらで施術を受けると、まず肩甲骨がスッと動くようになり、呼吸がとても楽になったのを実感。さらに教えてもらった胸郭ストレッチを続けた結果、先日の大会では最後まで脇腹の痛みなく走り切ることができました。感謝しています!」
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まとめ
マラソンランナーに多い「側胸部の痛み・強張り」は、単なる「走り込み不足」や「呼吸の乱れ」ではなく、胸郭や体幹の柔軟性不足・姿勢の崩れが関わっていることがほとんどです。
からだラボ整体院NAGASAKIでは、
痛みの改善だけでなく、
再発予防、
ランニングパフォーマンス向上
までを見据えたケアを行っています。
「走っていると脇腹が痛む」「呼吸が浅くなって苦しい」そんなお悩みのある方は、ぜひ一度ご相談ください。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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