はじめに
筋トレ愛好家にとって、ベンチプレスは胸・肩・腕を総合的に鍛えられる人気種目です。
しかし、フォームのちょっとした乱れや柔軟性不足によって、肩の前面を痛めてしまうケースは少なくありません。
今回は、40代男性・筋トレ愛好者がベンチプレス中に右肩関節前面を痛め、当院の施術とフォーム指導を経て改善した事例をご紹介します。
患者様の背景
-
年齢・性別:40代男性
-
趣味:筋トレ(週3〜4回)
-
主訴:ベンチプレス時の右肩前面の痛み
-
発症の経緯:重量更新を狙ったトレーニング中に違和感、その後痛みが悪化しベンチプレス不可に
-
その他の特徴:筋トレ歴10年以上、自己流フォームで継続
初回評価
-
姿勢
-
胸椎の柔軟性低下
-
肩甲骨の後傾・下制不足
-
-
肩関節可動域
-
外旋可動域の制限
-
水平外転時に右肩前面に痛み
-
-
筋肉の状態
-
大胸筋上部・小胸筋の短縮
-
三角筋前部の過緊張
-
-
フォーム分析
-
バー下ろし時に肘が過度に開き、肩前面にストレス集中
-
肩甲骨の安定性不足により負担増
-
施術内容
-
疼痛緩和(初期)
-
オリジナル鍼灸で三角筋前部・小胸筋の緊張を緩める
-
万能ストレッチ整体で肩甲骨可動域を改善
-
-
可動域改善(中期)
-
胸椎伸展エクササイズ
-
肩甲骨の後傾・下制を促すトレーニング
-
-
フォーム習得(後期)
-
パーソナルトレーニングで正しいベンチプレスフォームを指導
-
肩への負担を減らすためのバー軌道修正
-
改善経過
-
1回目施術後
日常生活での肩前面痛が軽減 -
3回目
軽重量でのベンチプレスが可能に -
6回目
フルレンジでのトレーニング再開 -
8回目以降
重量更新を目指せる状態まで回復
パーソナルトレーニングで学んだポイント
-
肩甲骨のセット(後傾+下制)を安定させる
-
バーを胸の下部に下ろす意識
-
肘の角度を45°程度に保つ
-
足の踏ん張りとブリッジで安定性を確保
まとめ
ベンチプレスで肩前面を痛める原因は、フォームの乱れだけでなく、日常的な柔軟性不足や筋バランスの崩れが大きく関わります。
当院では、痛みの改善+フォーム習得+予防トレーニングをセットで行うため、筋トレを長く安全に続けられる身体づくりが可能です。
📍 からだラボ整体院NAGASAKI
〒850-0877 長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 ご予約・お問い合わせ:095-895-8864
🌐 HP:https://karadalabo-nagasaki.com/
📅 予約サイト:https://www.peakmanager.com/online/index/b8y9s8
コメント