デスクワークをしていると、「腰や肩が痛い」という声はよく聞かれますが、**40代女性に特に多いのが『臀部(お尻まわり)の痛み・張り感・詰まり感』**です。
「座っているとお尻が固まってくる」「立ち上がるとお尻から腰にかけて重だるい」「長時間座ると詰まったように苦しい」――こうした悩みは、実際に多くの女性が抱えている症状です。
では、なぜ40代女性にこうした症状が出やすいのでしょうか?本記事では、男性との違いを踏まえながら、その背景と改善方法をわかりやすく解説します。
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1. 40代女性に多い「臀部の痛み・張り感・詰まり感」の特徴
女性特有の身体構造との関係
女性は男性に比べて骨盤が広く、関節が柔らかいため、長時間の座位で骨盤が歪みやすい。
出産経験のある方は特に、骨盤底筋群やお尻の筋肉が弱まりやすく、支えが不十分になる。
その結果、臀部の筋肉(特に大臀筋や中臀筋)が硬くなり、血流が滞って「張り感・詰まり感」が起こりやすい。
デスクワークの姿勢が拍車をかける
長時間座ることで臀部に直接圧力がかかる。
姿勢が崩れると、梨状筋や深層の小さな筋肉が硬直し、坐骨神経を圧迫することもある。
これが「痛み」「しびれ」「詰まり感」として現れる。
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2. 男性との違い
男性に多いパターン
男性は骨盤が狭く筋肉量が多いため、**痛みよりも「筋肉の硬さ・ハリ」**として現れやすい。
特に太ももの裏(ハムストリングス)や腰部の張りに影響が出やすい。
「ガチガチに固まる」「動かしにくい」といった感覚が多い。
女性に多いパターン
女性は筋力が弱めで骨盤が広いため、詰まったような違和感やだるさを訴えることが多い。
生理周期やホルモンバランスの影響で、骨盤まわりの筋肉が張りやすく、症状が波のように変動するケースもある。
体重変動や冷え性の影響も加わり、「血流の滞り」と「詰まり感」がより強調される。
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3. 放置するとどうなる?
慢性的な腰痛の原因になる。
坐骨神経痛のようなしびれ症状に発展することもある。
股関節や膝への負担が増え、歩行時の違和感や痛みにつながる。
「疲れやすい」「代謝が落ちた」「体型が崩れた」という不調も、実はお尻まわりの硬さと無関係ではない。
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4. セルフチェック:あなたのお尻は固まっていませんか?
以下に当てはまる項目が多い方は、臀部まわりの筋肉がかなり硬くなっているサインです。
✅ 長時間座っていると、お尻がジーンと重だるくなる
✅ 椅子から立ち上がるときに腰やお尻に詰まりを感じる
✅ 足を組まないと座っていられない
✅ お尻から太ももにかけて張り感や違和感がある
✅ お尻を押すと強い痛みや硬さを感じる
✅ 寝返りを打つとお尻や腰に突っ張りを感じる
2つ以上当てはまる方は、早めのケアが必要です。
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5. 改善のためのアプローチ
ご自宅でできる工夫
1時間に1回は立ち上がる
椅子に座るときは骨盤を立てる意識を持つ
軽くお尻を持ち上げて仙骨をリセットする
足を組まず、両足を床にしっかりつける
ストレッチ例
仰向けで膝を抱えてお尻を伸ばす「抱え込みストレッチ」
椅子に座ったまま片足を反対の膝に乗せ、前に倒れる「お尻ストレッチ」
軽くスクワットして大臀筋を動かす
専門的な施術の必要性
セルフケアでは限界があります。特に40代以降の女性は、筋肉の柔軟性や血流が落ちやすいため、整体やストレッチ施術で骨盤まわりのバランスを整えることが重要です。
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6. 患者様の声(40代女性・デスクワーク)
> 「長時間座っているとお尻がジーンと痛くなり、立ち上がると腰まで突っ張っていました。整形外科では『骨には異常なし』と言われ、湿布で様子を見ていましたが改善せず…。
からだラボ整体院さんに通い始めて、お尻まわりの筋肉がほぐれて骨盤がスッと立つ感覚が出てきました。今では長時間の会議でも以前ほどの詰まり感がなく、仕事に集中できるようになりました。」
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まとめ
40代女性のデスクワークに多い「臀部の痛み・張り感・詰まり感」は、男性とは違い、骨盤の形や筋力、ホルモンバランスなどが関係しています。
「ただの疲れだから…」と放置せず、セルフケアと専門施術を組み合わせて、快適に動けるカラダづくりをしていきましょう。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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