筋トレ後、とくに ハンマーカールやアームカールの最終屈曲(肘を深く曲げる瞬間)で肘に違和感が出る…
こんな悩みを抱えている方は非常に多く、からだラボ整体院NAGASAKIにも多くご相談をいただきます。
肘の奥が詰まるような感じ
引っかかるような違和感
完全に曲げると痛い
固定すると痛みはないが、動かすと不快感が出る
トレーニング翌日に強く感じる
これらの症状は “使いすぎ” だけでは説明できず、肘周囲の筋肉・腱・関節のバランスの問題が大きく関わっています。
この記事では、
「なぜカール動作の過度屈曲で肘が痛くなるのか?」
「どんなケアで改善するのか?」
を、整体院視点で徹底解説します。
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◆ 肘の違和感が出る“カール系トレーニング特有”の理由
ハンマーカールやアームカールは、腕の筋肉を使うシンプルな動作に見えますが、深い屈曲の局面では実はかなり複雑なストレスがかかっています。
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【1】腕橈骨筋(前腕の外側)の過緊張
ハンマーカールでは上腕二頭筋よりも 腕橈骨筋(わんとうこつきん) を強く使います。
過度に使うと…
前腕外側が固くなる
肘の外側の筋膜が引っ張られる
曲げ切った時に肘関節が“締めつけられるような感覚”になる
という状態になります。
特に「手首が寝る」「フォームが崩れる」と、腕橈骨筋の負担は一気に増えます。
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【2】上腕二頭筋腱の滑走不良(腱の引っかかり)
アームカールの場合は、上腕二頭筋が収縮しきった時に
腱が前腕骨(橈骨)に対してわずかに引っかかるような動き が起こることがあります。
これにより…
違和感
コリっとしたクリック感
つまったような不快感
が現れます。
これを放置すると「二頭筋腱炎」に移行することもあります。
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【3】肘の関節包のこわばり(屈曲時のつっぱり)
肘を深く曲げると、関節を包む“関節包”が後ろ側で伸ばされます。
筋トレの負荷と組み合わさると、関節包が固まり…
深屈曲がしづらい
曲げ切ると痛い
翌日も肘裏が張り続ける
といった症状につながります。
デスクワークが多い人は固くなりやすい部位です。
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【4】前腕の回外・回内のアンバランス
カール動作には
回外(てのひらを上にする動き)
回内(てのひらを下にする動き)
が必ず関わっています。
これがうまく連動しないと、肘関節にねじれストレスが加わり…
肘の外側が痛い(テニス肘タイプ)
内側が痛い(ゴルフ肘タイプ)
動作中だけ不快感が出る
といった状態が起きます。
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【5】肩と肩甲骨の動きが悪い(肘の代償動作)
非常に多いのがこれです。
肩や肩甲骨がうまく動いていないと、
腕を上げる時に “肘だけが動いて代償する” ため、負担が過剰にかかります。
肩が固い人・肩甲骨が動かない人は、
カールの最終局面で肘にストレスが集中しやすいのです。
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◆ 筋トレ後の肘違和感が“治りにくい理由”
肘は小さな関節の集まり(上腕骨・橈骨・尺骨)で構成されており、
筋肉・腱・靭帯・関節包のどれか一つでも固まると動き全体が悪くなる構造 を持っています。
さらに…
前腕の筋肉は細かく複雑
肘は負担を逃がす逃げ場が少ない
筋トレを続けながら放置しがち
痛くても動かしやすいため悪化しやすい
という理由から、自然回復だけでは改善しにくい特徴があります。
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◆ からだラボ整体院NAGASAKIでの改善アプローチ
筋トレ後の肘違和感に対して、当院では
“肘だけでなく肩〜前腕までの動きを総合的に整える” ことを行います。
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【1】前腕の筋膜リリース(腕橈骨筋・回外筋・回内筋)
前腕のねじれ・張りをとることで、
カール動作で肘に溜まりやすいストレスを解消します。
前腕の外側の張り
腕橈骨筋の過緊張
手首の不安定感
これらが改善しやすくなります。
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【2】上腕二頭筋腱の滑走改善テクニック
腱の動きをスムーズにし、
引っかかり・つまり感を解消します。
深屈曲での痛み
コリっとした違和感
カール最終局面の不快感
が大幅に軽減されます。
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【3】肘関節包のモビライゼーション
肘裏の張り・伸ばされる痛みを解消し、
深く曲げても痛みの出ない状態に導きます。
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【4】肩関節・肩甲骨の可動域改善
肘だけに負担が来ていた原因を根本から取り除きます。
肩甲骨の固定
巻き肩
姿勢不良
これらが改善することで、筋トレのフォームが安定し
肘の違和感が“発生しにくい体”になります。
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【5】フォーム改善・負荷調整のアドバイス
筋トレを続ける方がほとんどのため、
「痛くならないフォーム」
「回復しつつ続けられる負荷設定」
を個別にご提案します。
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◆ そのまま放置するとどうなる?
肘の違和感を放置すると…
腱炎
外側上顆炎(テニス肘)
内側上顆炎(ゴルフ肘)
ストレートアームができない
重量を上げられない
“曲げ切れないクセ”が定着する
など、トレーニングに大きな悪影響が出ることがあります。
早期ケアで改善すれば、
筋トレも安全に続けられます。
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◆ まとめ
カールの深屈曲での肘の違和感は珍しくない
原因は前腕・上腕二頭筋腱・関節包・肩の動きの問題など複合的
肘だけではなく“腕〜肩全体”を整える必要がある
早期改善すればトレーニングを中断せず続けられる
筋トレを楽しみながら、痛みなく続けられる体づくりをサポートします。
肘の違和感が続く方は、お気軽にご相談ください。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
🌐 公式HPはこちら
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