「歩くと膝の内側が痛む」
「立ち上がりや階段がつらい」
「昔より体重が増えてから膝が気になる」
このような 膝の内側の痛み は、
60代男性 に非常に多く見られる症状です。
「もう年だから仕方ない」
「軟骨がすり減っているのでは?」
そう思われがちですが、
実際には 体重増加による負担の変化 が大きく関係しているケースが少なくありません。
今回は、
膝の内側が痛くなる理由と、
当院での考え方・改善のポイントを解説します。
■ 症状の特徴
膝の内側だけが痛む
歩き始めや立ち上がりがつらい
長く歩くと痛みが増す
正座やしゃがみ込みが不安
安静にすると少し楽になる
このタイプの痛みは、
変形性膝関節症の初期段階 で見られることも多いですが、
必ずしも「骨の変形=原因」ではありません。
■ なぜ体重増加が膝内側に影響するのか?
膝関節は、
体重の約3〜5倍の負荷 を受ける関節です。
つまり、
体重が5kg増える
→ 膝には15〜25kg分の負担増
が起こります。
特に体重増加があると、
膝が内側に入りやすくなる
内側の関節・靱帯にストレス集中
内側だけが痛む
という状態が作られます。
■ 60代男性に多い背景
この年代では、
定年後の運動量低下
食生活の変化
筋力低下(特に太もも・お尻)
が重なりやすくなります。
筋肉で支えきれなくなった分、
体重の負担を膝が直接受ける ようになり、
内側の痛みとして現れやすくなります。
■ 「内側が痛い=内側だけの問題」ではない
膝の内側が痛む場合でも、
股関節の硬さ
足首の動きの悪さ
骨盤の傾き
が影響していることが非常に多くあります。
特に、
股関節が硬い
お尻の筋肉が使えていない
と、膝が内側に入りやすくなり、
結果として 膝内側への負担が増大 します。
■ マッサージや電気だけでは改善しにくい理由
よくある対処として、
❌ 膝を揉む
❌ 電気治療だけ受ける
❌ 湿布で様子を見る
がありますが、
これらは一時的な対処に過ぎません。
本当に必要なのは、
膝にかかる負担の分散
体の使い方の改善
支える筋肉の再教育
です。
■ 当院での施術の考え方
からだラボ整体院NAGASAKIでは、
膝関節そのものの調整
股関節・足首の可動性改善
太もも・お尻の筋バランス調整
体重増加を考慮した身体の使い方指導
を組み合わせて施術を行います。
膝だけを診るのではなく、
膝に負担をかけている全体のバランス を整えていきます。
■ 改善例
60代男性・会社員
数年前から体重が増加
歩行時の膝内側痛で来院
施術と簡単なセルフケアを継続し、
数回で「歩き始めの痛みが楽になった」と実感。
現在は、
「痛みを気にせず散歩できる」状態を維持されています。
■ こんな方は早めのケアを
体重が増えてから膝が痛い
膝の内側だけが気になる
歩くのが億劫になってきた
運動不足を感じている
痛みが軽いうちに対応することで、
将来の膝トラブルを大きく減らすことができます。
■ まとめ
膝の内側の痛みは、
年齢
体重増加
筋力低下
身体の使い方
が重なって起こるケースがほとんどです。
「もう歳だから」と諦める前に、
身体の負担を減らす選択をしてみてください。
📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
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