「午後になると頭が重くなる」
「目の奥がズーンと痛い」
「パソコンを見ているだけで疲れる」
デスクワークをしている方の多くが、
頭痛や眼精疲労を“目の使いすぎ”だと思っています。
しかし実際には、
原因はもっと体全体に広がっている ケースがほとんどです。
■ デスクワーク頭痛の多くは「緊張型」
デスクワークで起こる頭痛の多くは、
緊張型頭痛 に分類されます。
特徴は、
頭が締め付けられる感じ
後頭部〜こめかみの重さ
肩・首の張りを伴う
これは、
✔ 首・肩の筋緊張
✔ 血流の低下
が大きく関与しています。
■ なぜ目を使うと頭が痛くなるのか?
目を使うとき、
体は無意識に 頭の位置を安定させよう とします。
しかしデスクワーク姿勢では、
頭が前に出る
首が支え続ける
肩がすくむ
結果として、
目を使う=首・肩が緊張する
という状態が続きます。
これが、
眼精疲労と頭痛がセットで起こる理由です。
■ 目だけ休ませても回復しない理由
「目薬をさす」
「画面から目を離す」
これらは確かに大切ですが、
根本改善にはなりにくい ことが多いです。
なぜなら、
首が固い
背中が張っている
呼吸が浅い
この状態では、
頭部への血流が回復しにくい からです。
■ 呼吸と頭痛の深い関係
頭痛・目の疲れが強い人ほど、
呼吸が浅い 傾向があります。
浅い呼吸では、
酸素供給が不十分
首・肩が呼吸補助に使われる
結果として、
✔ 首の緊張が取れない
✔ 頭が重い状態が続く
という悪循環に陥ります。
■ 「首を揉めば治る」は危険
首を強く揉んだり、
ボキボキ鳴らしたりすると、
一時的に楽になりますが、
これは 感覚が変わっただけ の可能性があります。
首が緊張している原因が、
体幹の不安定
背中・骨盤の問題
であれば、
またすぐに戻ってしまいます。
■ 頭痛が出やすい人の体の特徴
当院で多く見られる共通点は、
頭が前に突き出ている
肩甲骨が動かない
腹圧が使えない
つまり、
頭を支える“土台”が機能していない 状態です。
その結果、
首と肩がフル稼働してしまいます。
■ からだラボ整体院NAGASAKIのアプローチ
当院では頭痛・眼精疲労に対して、
「頭や首をどうにかする」
ことを最優先にはしません。
まず行うのは、
骨盤・体幹の安定
胸郭の可動性改善
呼吸の再教育
これにより、
✔ 首が支える役割から解放
✔ 血流が改善
✔ 目の奥の重さが軽減
といった変化が起こります。
その上で、
首・肩の過緊張調整
頭部周囲の緩和
を行います。
■ 頭痛・眼精疲労を放置すると…
慢性的な頭痛や目の疲れは、
集中力低下
睡眠の質の低下
自律神経症状
につながることもあります。
「我慢すればなんとかなる」
で済ませないことが大切です。
■ 今日から意識してほしいこと
まず意識してほしいのは、
❌ 画面を凝視し続ける
ではなく
⭕ 「呼吸と姿勢を時々リセットする」
息が止まっていないか
肩に力が入っていないか
顎を噛み締めていないか
これを意識するだけでも、
頭の重さは変わります。
■ 次回予告:第7弾「呼吸・自律神経編」
次回は、
「なぜ疲れが抜けないのか」
「デスクワークと自律神経の関係」
について詳しく解説します。
頭痛がある人ほど、
自律神経の乱れを抱えやすいのです。
📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
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