■ はじめに
40代を迎えると、仕事・家庭・プライベートのバランスをとりながら、日々忙しく過ごす女性が多いですよね。特に立ち仕事をしている方から、「背中が痛い」「仕事終わりには肩甲骨の間がガチガチになる」というご相談は非常に多く寄せられます。
単なる疲れや加齢のせいと思って放置すると、痛みが慢性化して姿勢の崩れや呼吸の浅さ、肩こり・首こり・腰痛など他の不調にもつながります。
今回は、働く女性、とくに立ち仕事で背中の痛みに悩む40代の方に向けて、原因・セルフケア・整体での改善方法まで詳しくお伝えします。
■ 立ち仕事で背中が痛くなる主な原因
背中の痛みは、単純に「同じ姿勢で疲れた」だけではありません。実際には以下のような複数の要因が重なっています。
1. 姿勢の崩れ（猫背・反り腰）
長時間の立ち仕事では、自然と重心が前に傾き、背中の筋肉が常に引っ張られる状態になります。猫背や反り腰があると、肩甲骨周辺や胸椎の動きが制限され、背中全体が張りやすくなります。
2. 肩甲骨の可動域制限
肩甲骨は上下・左右・回旋と多方向に動く構造ですが、動きが硬くなると背中の筋肉が一部だけ過剰に働き、痛みやこわばりが出ます。立ち仕事では特に「外転（開きすぎ）」や「前傾」姿勢になりやすく、背中の深部筋（菱形筋・僧帽筋中部など）が常に緊張します。
3. 呼吸の浅さ
姿勢が崩れ胸郭が固まると、呼吸が浅くなります。酸素の取り込み量が減ることで筋肉の疲労回復も遅くなり、背中の痛みが抜けなくなります。
4. 血流・リンパの滞り
ふくらはぎだけでなく、背中や肩甲骨周りの血流も滞ります。特に女性は冷えやむくみやすく、背中の筋肉にも老廃物が溜まりやすくなります。
■ 働く女性の背中の痛みを放置すると…
放置してしまうと、次のような症状に発展する可能性があります。
-
首こり・肩こりの慢性化
-
腰痛や坐骨神経痛
-
胸の圧迫感や息苦しさ
-
頭痛やめまい
-
自律神経の乱れ（疲れやすい・不眠）
特に40代以降は女性ホルモンの変化も重なり、筋肉や関節の回復力が低下するため、「少し休めば治る」では済まなくなるケースが増えます。
■ 立ち仕事女性ができるセルフケア
整体に行く前に、自分でできるケアも大切です。
1. 肩甲骨ほぐし
-
両手を肩に置き、大きく前後に回す
-
1日3回、1回あたり10〜15回転
2. 胸を開くストレッチ
-
両手を後ろで組み、胸を前に突き出す
-
20秒キープ × 3セット
3. テニスボールほぐし
-
壁と背中の間にテニスボールを置き、背骨の横を上下にゴロゴロ
-
特に肩甲骨の内側を重点的に
4. 足首回し・ふくらはぎストレッチ
-
血流を促進し、背中の負担を減らす効果があります
■ からだラボ整体院での改善アプローチ
当院では「その場しのぎ」ではなく、根本から改善することを目的としています。
1. 姿勢評価・動作分析
まず立ち姿勢・歩き方・肩甲骨や胸椎の可動域をチェックし、痛みの本当の原因を特定します。
2. 肩甲骨の多方向アプローチ
-
内転↔外転
-
上↔下
-
上方回旋↔下方回旋
-
前傾↔後傾
これらの単独動き・複合動きを引き出す施術を行い、固まった動きを解放します。
3. 筋膜リリース・深部ほぐし
浅いマッサージでは届かない深層筋（菱形筋・肩甲挙筋・脊柱起立筋など）までアプローチし、慢性的な緊張を和らげます。
4. 呼吸改善
胸郭の可動性を高め、深く吸える呼吸を取り戻します。酸素がしっかり入ることで筋肉の回復スピードも向上します。
5. 再発予防トレーニング
立ち仕事中でもできる簡単なエクササイズや、姿勢を崩さないための体幹トレーニングをお伝えします。
■ 当院の特徴（働く女性に選ばれる理由）
-
女性スタッフ在籍、安心して相談できる環境
-
立ち仕事・デスクワークなど職種別の施術プラン
-
マタニティや産後ケア経験も豊富で、幅広い年齢層に対応
-
一人ひとりに合わせたオーダーメイド施術
■ まとめ
40代の働く女性にとって、立ち仕事での背中の痛みは「仕事を続ける限り避けられない」と思いがちです。
しかし実際は、姿勢改善・肩甲骨の動きの回復・筋膜リリース・呼吸改善を組み合わせれば、多くの方が数回の施術で変化を実感されています。
「疲れを溜めないカラダ」をつくることで、仕事だけでなく、休日の趣味や家事ももっと楽になります。
背中の痛みを我慢し続ける生活から、今日で卒業しませんか？
からだラボ整体院NAGASAKI
〒850-0877 長崎市築町5－17 磯部ビル2F
📞 095－895-8864
🌐 公式HP
📅 WEB予約
コメント